自分たちのコースに少しでも貢献できたら
L&G会とは、私が所属している法仙坊CCのメンバーが中心となって、1年に3回ほどコンペを行っている会の名前です。
LはLadies、GはGentlemanで、マナーのよい紳士淑女を目指しましょう、という趣旨の会です。
このコンペは会費が1,000円で、多くのメンバーはオフィシャルハンディを持っているにもかかわらず、毎回ダブルペリアで競技を行います。
技術の向上が目的ではなく、マナーをよくしようというのがコンペの目的ですので、毎回ダブルペリアで行います。
ラウンド中には、自分が作ったディボットだけでなく、他の人が作ったディボットを埋めたり、バンカーが均してなかったら、時間に余裕があれば均します。
また、折れたティーペッグなども気づいたら拾います。
私のようなメンバーは、月曜日はマンデーセルフといって、食事つきで5,530円で1ラウンドのプレーが出来ます。
プレーしていて気づくのは、グリーンのカラーのところに雑草が生えていることです。
昔は、そのようなことはなかったと思いますが、プレー代金を安くせざると得ない状況ですので、 そこまでの管理は経済的に出来ないのでしょう。
となれば、自分のコースを愛するメンバーたちが、微力ながらでもコースのメインテナンスに力を貸す、そのようなことでこの会が始まりました。
プロの石川遼君が、ショットをするとき写真を撮ったり、またボールを持ち帰ろうとするなど、以前と比べると自分だけよければいい、という人が増えたのは実感します。
自動車を運転していても、運転マナーは相当悪くなっています。
だからといって、世の中が悪くなったと嘆いているばかりでも、将来に希望が持てません。
自分たちが行動し、それに啓発された人が少しでも増え、コースを大事にしようとする雰囲気がゴルフ場の中に生まれるよう、それを目指してこの会を続けていくつもりです。