フォームの乱れ

素振りの意義

昨年の12月14日に、昨年の最後のラウンドをして、そして今年の1月4日に今年の最初のラウンドをしました。

この2回のラウンドに共通していたことは、短いパット(1m未満)をかなりはずしたことです。

1ラウンドに3,4回以上はずしたと思います。

大学時代の私は、パッティングは得意な方でした。

マッチプレーの試合で、12ホール連続1パットをしたことがありました。

勿論、生涯でたった1回の出来事ですが、12ホール連続1パットというのは考えられない話です。

12ホール連続1パットのうち、半分近くはバーディーパットでしたから、相手にとっては本当にお手上げだったでしょう。

このとき、私は東京の真ん中に住んでいましたので、天然の芝生の上でパッティングの練習が出来る機会は、ゴルフ場にラウンドに行く時ぐらいしかありませんでした。

また、パターマットもありませんでしたので、ボールを転がす機会は本当に限られていました。

そこで、何とかパッティングの練習をしなくてはいけないと考えたのでしょうか、写真のように紙に線を引いて、パッティングの素振りを頻繁にやっていたのだと思います。

縦に太い線を書き、アドレスの時この線にフェースを合わせます。

この太い線に垂直の線を引き、これが目標を指す線になり、この線上に太い線と平行の細い線を等間隔で書き、ヘッドの動きをチェックします。

クラブヘッドは、円を描くように動き、またフェースはテークバックのとき開いて、インパクト後は閉じるように振ります。

アドレスに対して、左右対称の滑らかな円が描かれるようにストロークします。

何故、あの時パッティングが上手かったのか、今振り返ると2つ要因がありそうです。

まず1つは、年齢が20歳前後で、ゴルフに対して多くの経験がないから、余分なことを考えないでゴルフができたこと、もう1つは「素振り」をよくしていたこと、これがフォームの乱れを防いでくれたように思います。

この2,3年、どうしたら「動き(フォームやスウィング)」の乱れを防ぐことが出来るか時々考えていますが、どうやらその答えは「素振り」にありそうです。

パッティングではなく、普通のショットの素振りをどうやったらいいのか 、今色々と試しています。

いいアイデアが出ましたら、ここでお知らせします。

写真にある練習ボードを最近作りまして、そこで素振りをしたら、今の私のパターヘッドの動きは少しインサイドアウトになっていました。

だから、短いパットを引っ掛けてはずす、納得できました。

剣道の道に精進している人が、面うちの素振りをずっと繰り返していることの意味が、少し分かってきたように思えます。

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