ゴルフ理論(考え方編)
どうしたらナイスショットが打てるのか、今回の話の内容です。
バンカーからのナイスショットはどう打つのか?
バンカーからのナイスショットとは、まさに打ったボールがピンに寄ることです。
ピンまでの距離が、10m、20m、30mと状況はさまざまですが、これらの距離をどのようにして打ち分けるのか、言葉で完全に説明することは不可能です。
高校生の頃の私
私が中学生の2年の秋、父がゴルフの練習場を始めました。
しばらくして、どうしてもバンカーの練習がしたかったので、父に頼んで打席の前にバンカーを作ってもらいました。
その頃、ゲーリー・プレーヤーの本を読んで、彼は5発カップインするまで、バンカーショットの練習をやめなかった、と書いてあったので、私もそれにならって、バンカーから10m、15mぐらいのところにポリバケツをおいて、直接ボールが入るまで、かなり長い間練習をしていました。
写真は、今私が使っているサンドウエッジで、おそらく数年は使っていると思いますが、高校生の頃、夏休みの40日の間に、サンドウエッジのソールの「S」の文字が、少し薄くなったのを記憶しています。
今振り返ると、ものすごい数のボールを打ったのですね。
ピンを狙ってバンカーショットをする
その頃、グリーンサイドのバンカーに入ると、ボールのライが悪くない限り、バンカーに入る前に、カップの周りの傾斜や芝目を見ていました。
カップインを狙っていたからです。
バンカーには、硬い砂、柔らかい砂、湿った砂など色々あり、どうやってそれらの砂に対応していたか、今思うと全て「感覚」で対処していたようです。
距離があるからスイングを大きく、などとは全く考えていなかったと記憶しています。
ボールをカップの近く、またはカップの中に入れてやる、それしかなかったと思います。
ショットの成否を決めるもの
バンカーからの距離感、フックをどのぐらいかけるのか、長い下りのパットの距離をどのようにしてアジャストするのか、これらは全て「感覚」に任せなければうまくいかないでしょう。
今私が感じていることは、頭(脳)で認識していることより、認識できていないことの方が、ショットを上手く打つために、多くが関わっているように思います。
単純にボールを打とうとする、寄せようとする、それがナイスショットを打つ、唯一の秘訣ではないでしょうか。