店長の視点(AMATEURISM)
私のところにレッスンに来られるお客さんで、先日ラウンドしたときの話になり、ドライバーで大きなバナナスライスが出て、3発OBがありよくなかった。
と言われたのですが、スウィングを見ると、スライスが出る傾向にありますが、大きなバナナスライスが出るようなスウィングではなかったので、アイアンはどうでしたかと聞いたら、アイアンはまあまあだったと言うのです。
そこで、クラブのセットを見せてもらったら、アイアンはグースネックのキャビティアイアンでしたが、ドライバーは400ccぐらいのもので、重心角がかなり小さく、どちらかと言えば、フックに悩む人用のドライバーでした。
その人は、ゴルフを始めてまだ日が浅く、どんなクラブが自分に合うのかわからないため、お店に人相談したら、そのドライバーは良く売れているという理由ですすめられ、購入されたわけです。
クラブの選び方
私のところでは、お客さんがクラブを買いに来られたら、まずボールを打ってもらうようにしています。
そこで、グリップとスウィングを見るのは当然ですが、ラウンドと練習の頻度を聞きます。
何故かというと、ラウンドや練習の頻度が多い人は、重めのシャフトの付いたクラブをすすめ、反対の場合は、軽めのシャフトを勧めます。
その理由は、ボールを打つ機会の多い人は、重めのクラブを使うことによって、全身を使ったスウィングになりやすく、いいゴルフの出来る可能性が多くなるからです。
体の具合が悪くお医者さんに行ったら、先生は何も診ずに、今は風邪がはやっていますから、風邪薬を出しておきましょうといったら大変です。
その人は、おなかの具合が悪くてお医者さんに行ったのですから。ゴルフクラブをお客さんに売るのも、これと同じだと思いますが。