今年の全米オープン

店長の視点(AMATEURISM)

見た目

今年の全米オープンが開催されたコースは、テレビの映りを考えたら、どうなのかという感じは、多くの人が持っているのではないでしょうか。

まず最初に、どこがグリーンかわかりません。

ピンフラッグが画面に入っていないと、選手がこれからどのようなショットをしようとしているのかわからなく、これから選手が何をしようか分からない状態で中継を見ることは滅多にないので、ワクワク感とか、緊張感を感じずに画面を見ることになります。

これは、ゴルフに限らず、他のスポーツを見ていても同じでしょう。

サッカーの試合で、選手がボールを蹴りながら、ゴールにどんどん向かっていけば、点が入るかもしれない、そのようなスリルを感じることは、スポーツ観戦で大事なことです。

たとえピンが画面に入っていなくても、グリーンのそばに選手がいることが分かれば、それだけで次のショットが予想でき、ドキドキしながらテレビ観戦できます。

技術が試せるか

今回の試合は、ゲームセンターでボール(玉)をはじき出し、得点の高い穴にボールが落ちるのを願ってするゲームに似ている気がします。

あるホールでドライバーを打った選手を見ていて、そのフィニッシュからすると狙ったところに打ったのは明らかなのですが、フェアウェイに落ちた最初のバウンドが少し右にはね、そしてそのボールがドンドン右に転がってバンカーに入ってしまう、運が凄く作用するコースコンディションに思えます。

最初のバウンドがグリーンに落ちたのですが、そこには傾斜があり、ボールは戻ってグリーンから出て、そのボールはさらに転がって50ヤードも下がったところにあるラフに止まる、この光景を見ている人が、このコースでプレーしたいと思うかです。

私は、簡単なコースよりも難しいコースでプレーしたいと思う方ですが、今年の全米オープンのコースでは、プレーしたいとは思いません。

ティーショットが曲がったらラフに入る、これは納得出来ます。

グリーンの手前部分の傾斜が強くて、グリーン手前のエッジまで戻る、これも納得出来ます。

明白なミスショットでないものが、次のショットがかなりひどいライから打たなくてはならないのは、私には納得出来ません。

何故なら、大ミスとほぼナイスショットが同じライに止まることは、公平ではないと思うからです。

*写真は本文とは関係なく、私が気に入って最近使っているシェリフゴルフのバッグです。

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