ゴルフ場(続き)

店長の視点(AMATEURISM)

写真は、現在私が使っているクラブで、これを持って、月に3回か4回ゴルフ場に通っています。

前回、ゴルフ場の会員権のことを書きましたら、2,3お問い合わせがありましたので、今回もそれに関係したお話をしたいと思います。

昔、腕のよいと評判のグリーンキーパー の人から聞いた話です。

そのグリーンキーパーの人が所属しているゴルフ場のポンプが壊れて、夏の間、あるホールに水が送れなくなり、フェアウェイが枯れてしまいました。

私もその時、そのコースでプレーしましたが、夏にもかかわらず、フェアウェイの大部分が冬の芝生のように、枯れた状態でした。

その日のプレーが終わった時、前述のグリーンキーパーにバッタリ会い、「元の状態に戻すのに、最低でも3年以上かかる。」と嘆いていました。

コースは生き物ですから、そのキーパーの人が旅行に行く時でも、朝早くおきて、コースの中を見てまわり、病気が発生していないかなど、細かくチェックしてから、旅行に行ったそうです。

また、芝生が青い時は、1泊以上の旅行に行った事がないと行ってみえました。

コースをよい状態に保つことは、大変な作業だと思います。

ゴルフ場が倒産して経営者が変わり、新しい経営者がグリーンキーパーに、金銭的にも、人的にも、十分なサポートをしなかったらどうなるでしょうか?

コースの維持管理には、かなりの経費がかかりますから、利益優先の経営者なら、コース管理の経費を、徐々に削るかもしれません。

そうなると、コースは徐々に悪くなり、数年先にはきれいだったグリーンも、所々はげたグリーンになっているかもしれません。

いったん悪くなったコースをよくするために、「3年以上かかる」のであれば、そのコースを転売する可能性があると、私は考えています。

荒れたコースでは、十分に満足してプレー出来ないでしょう。

これから起こりうる問題として、倒産したゴルフ場の新しい経営者のやり方によっては、そのゴルフ場の評価や、評判が低下して、それを転売する、こういう事態が起こるのではないかと心配しています。

タイトルとURLをコピーしました