ニューモデル

飛距離アップのための工夫は

新しいドライバーが出来ました。

ヘッド容積は、ルールで認められている上限の460cc、フェースの厚さは、シャロウでもディープでもない標準的は厚さです。

新しいドライバーのキャッチコピーは何?と聞かれても、今まで以上に飛びます、なんては言えません。

一般ユーザーがドライバーに求めるものは、やはり飛距離です。

といっても、ルールで厳しくゴルフクラブの構造が規制されている以上、 他社のクラブよりかなり飛ぶドライバーを作るのは、きわめて困難だと思います。

ボールの飛距離は、ボールの初速、打ち出し角度、バックスピンの量で決まります。

ゴルフクラブのヘッド部分や、シャフトによって、飛距離を決める「3つの要素」に影響を与えることは出来ますが、「ボールの初速」に影響を与えられる高反発のヘッドはもうつくれないので、「打ち出し角度」と「バックスピンの量」が最大飛距離を生むよい組み合わせにすることで、今よりも飛距離アップをすることは可能です。

「ボールの初速」は考慮外としておいて、「打ち出し角度」と「バックスピンの量」を変えることによって飛距離が伸びる例を示しましょう。

今のドライバーショットの状態を、打ち出し角度12度、バックスピンの量4000回転とすると、これは明らかにバックスピンが多すぎて、最大飛距離は出ていません。

スウィートスポットが高すぎるか、シャフトが先調子過ぎます。

ヘッドを換えるか、シャフトを手元調子に換えるか、または、両方とも換えることによって、打ち出し角度が15度位、バックスピンの量が2500~3000回転になれば 、おおよそ10~20ヤードぐらいの飛距離アップは可能です。

「ボールの初速」はヘッドスピードで殆ど決まってしまうので、ヘッドやシャフトによってここを大幅にアップさせることは、ほぼ不可能なことでしょう。

弊社の新しいヘッドは、ヘッドの中にジェルを入れて、ヘッド内部の重量配分を変え、それによって「打ち出し角度」や「バックスピンの量」を変えることができます。

ヘッドスピードはそのままで、もう少し飛距離を伸ばす、それが可能となります。

しかし、そのためにはスピン量を計測したり、試打を何度もしなければなりません。

9月の20日ぐらいにヘッドが到着する予定ですので、新しいドライバーを考えている方は、一度ご相談に来られてはどうでしょうか?

また、今回このドライバーを購入される場合は、いつも以上にお使いにならないクラブを高額で下取りさせていただきます。

よろしくお願いします。

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