その他
ショップの駐車場の横に、バンカーを作りました。
屋根付きで、雨の日も練習ができ、30分500円の使用料で練習できます。
バンカーショットは、他のショットに比べてきわめて特殊な面がありますが、それは、たった1度のミスショットで、完全な恐怖症になれることです。
私が大学2年生のとき、栃木県のあるゴルフ場で、秋のリーグ戦が行われましたが、15番ホールの左ドッグレッグのミドルホールのセカンドショットをややショートして、ボールはグリーン手前のバンカーにつかまりました。
何でもないバンカーショットだと記憶していますし、その時バンカーショットを苦手だと感じていなかったと思います。
普通にショットしたらホームランとなり、グリーンの向こう側のバンカーに入りました。
そして、そのバンカーからショットすると、またホームランになり、最初のバンカーに入りました。
ただただ信じられない、という気持ちでいっぱいだったことを覚えています。
それから数年、バンカーショットをする時は、いつも不安な気持ちでショットしていたので、ピンの近くによることは、あまりありませんでした。
グリーン周りのガードバンカーからショットする場合は、通常エクスプロージョンと呼ばれる、ボールの少し手前の砂を叩いて、砂の爆発する力でボールを飛ばす方法が用いられますが、これは、ピンまでの距離からすると、かなり大きなスウィングをするので、直接クラブヘッドがボールに当たると、はるか彼方までボールが飛んでいくという不安があるのは当然でしょう。
1度この不安な気持ちを持ってしまったら、それを取り去るには、バンカーからボールがうまく脱出できた経験を沢山するしかないのではないでしょうか。
そのためにバンカーを作りました。