自主トレ

スポーツの本質

今回のテーマは、「自主トレ」ですが、プロ野球選手は、自主トレを行う時、写真のような毛糸の帽子をよくかぶるので、ナイキの帽子を今回の写真にしました。

プロ野球選手は、2月1日のキャンプインに合わせて、今自主トレをほとんどの選手がしています。

新聞やテレビで、その模様が報道されますが、その中の記事の中で私の興味を引くのが、「自主トレの間は、バットは振らない。」、「体をしっかり作ってからでないと、バットは振らない。」とコメントしている選手を多く見かけます。

確かに、ホームランを打とうと思えば、インパクトのとき、相当なスピードがなければホームランは打てないでしょう。

だから、そのスピードが出せる体が出来るまで、バットは振らないという意見は、もっともだと思います。

これに対して、シアトル・マリナーズのイチロー選手は、今日から自主トレを始めましたという、テレビや新聞の報道には、バッティング練習をしているところが必ず登場しています。

イチロー選手は、十分に体が出来る前から、バットを振っているわけです。

これは、両者のバッティングに対する考えの違いがあらわているのでしょう。

おそらく、イチロー選手の考えには、体勢を崩されてボールを打つことがあり、また、自分の体のコンディションの悪い時や、雨などの気象条件により、ベストの状態でボールを打つことが出来ない時があるわけですから、それにいかに順応するか、言うならば「自然体のバッティング」を追求している様に思われます。

私は、イチロー選手が考えているであろう、「自然体のゴルフスウィング」を目標としています。

ボールを打つ前に、十分なストレッチをしなくてはスウィングが出来ない、というのではなく、体が冷えて硬く感じたら、その状態でそれなりにボールが打てる、さまざまな条件の中で、それに順応してスウィングできるのがいいように思われます。

ただし、私はウォーミングアップが不要といっているのではありません。

ケガ防止のためにも、十分にウォーミングアップをしてから、練習を始めたり、ラウンドをしてください。

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