イチロー選手

スポーツの本質

先日行われたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で、日本が見事優勝して本当に感動しました。

あんなにドキドキしながらテレビを見たのは、記憶にないくらいでした。

写真は、2週間ほど前に、元阪急ブレーブスのピッチャーで、名球会、そして野球殿堂入りされた、山田久志さんと一緒にラウンドして、ホールアウト後に私の家族と一緒に写した写真です(撮ったのは私で、少しピントが合っていませんでした)。

山田さんは、非常に気さくな人柄で、私の子供たちとも握手をしてくれて、子供たちも喜んでおりました。

WBCに話を戻しますが、イチロー選手の活躍は、本当にさすがと思いました。

テレビの報道によると、ほかの日本選手が来る前に球場入りして、もくもくと練習していたようです。

彼は、今回だけ一生懸命練習していたのではなく、プロ入りしてからずっーと、厳しい練習を続けてきたのだと思いますが、山田久志さんから聞いた話を紹介します。

練習でやったことしか試合では出ない

山田さんがオリックスのコーチをしていた時、おそらくイチロー選手が200本のヒットを打った年だと思いますが、試合前のバッティング練習のときの出来事で、イチロー選手のバッティング練習を、ネットのすぐ後ろで見ていた解説者2二人が雑談をしていそうなのですが、イチロー選手は、その解説者2人に対して、「練習中は静かにしてもらえませんか」と言ったそうです。

解説をしている人は、プロでかなりの成績を残した人でしょう。

イチロー選手は、プロとしてやっとスタートしたばかりです。

山田さんは、こいつすごいことを言うな、と思ったそうです。

ゴルフ畑に出てくる佐藤丹美によく言うのですが、「練習でやったことしか試合で出来ないよ」、つまり、練習だからといって、大して集中せずにボールを打っていたら、試合でも同じように、集中しているつもりでも、実は集中してボールを打ってはいないのです。

平成8年には、22試合のプロのトーナメントに足を運びました。

その年は、不動裕理プロが最初にトーナメントに参戦した年だと思いますが、彼女の練習態度は、女子プロの中で際立って真剣さを感じました。

だから、現在の不動があるのでしょう。

少しでも上達したいのであれば、少しだけ無駄話をやめて、真剣にボールを打ったらどうでしょうか?

たくさん打つ必要はないと思います。(私も気をつけていますが、まだまだですね。)

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