店長の視点（AMATEURISM）
来年もまた、男子プロのトーナメント数が減るそうです。
ここ数年続いていることで、またかという感じで驚くことではありませんが、何故人気がないのでしょうか？
来年の女子プロトーナメントは過去最高の賞金額
男子の方は試合数が減っているのに対して、女子の方は試合数は変わらないが、賞金額は増えるそうです。
経済状況が厳しいから試合が減る、と言う理由で片づけるわけにはいかないようです。
最近は、「とことん1番ホール」とかいうゴルフ番組で、1番ホールのみをライブで放送するのがあります。
男女両方のトーナメントをカバーしているのですが、この放送を見ていて、男女のプロの一番の違いは、スタートの時自分の名前を呼ばれた時の選手の態度です。
女子プロの多くは、拍手をしているギャラリーに対して、帽子を取ってそれに応えたり、3方向に向かってしっかり礼をするプロもいます。
これに対して、男子の方では、ちょっとだけ右手を挙げるだけとか、中には何にもしないプロもいます。
いくら緊張する1番ホールのティーショットとはいえ、あまりにひどいです。
ファンに対する無礼
石川選手が、次のホールに移動するときは、警備の人が両手を広げて石川選手をガードする光景はよく目にしますが、集音マイクで拾った声に「下がって、下がって」と怒鳴ったようなものがありました。
事件や事故を見に来た野次馬に対して、警官が怒鳴るような口調で言うのは仕方ありませんが、警備の人が言っている相手は、決して安くない入場料を払って見に来ている「お客様」です。
これは、絶対にあってはならないことです。
男子のトーナメントは、選手だけでなく、運営に関わっている人たちにの多くが、会場に足を運んでくれるギャラリーに対する感謝の気持ちを持っていない、つまり、「見せてあげる」というような上から目線でギャラリーに接するのでしょう。
「韓国勢ばっかり勝っている」とぼやく人が多いのに、女子の方に人気が集まるのは、選手や関係者の気持ちが我々に伝わっている表れでしょう。
