低反発ドライバー

店長の視点(AMATEURISM)

2008年1月1日から、高反発ドライバーがルール上使用できなくなります。

もちろん、全くのプライベートラウンドでは関係ありませんが、ルール違反のクラブを使っているというのは、決して気分のいいものではありません。

弊社のクラブを、プロが試合で使いたいと言っているので、試合で使えるようにしなくてはいけないのですが、どういう手続きが必要かといえば、ゴルフの総本山といわれる、イギリスのR&Aという所にクラブヘッドを送り、そこで検査してもらって、OKならR&Aのホームページにリストアップされて、晴れて弊社の製品が試合で使ってもよいことになるわけです。

写真は、昨日発送したNS(監)という製品で、7月中に発売する予定です。

プロとアマが同じルール

R&Aへのクラブの提出は、日本ゴルフ協会を通じても出来ますが、余分にお金がかかりますので、直接提出したわけですが、今回驚いた(または勉強した)ことは、ソールに書かれているロフト角のことです。

写真のクラブヘッドのソールに書かれているものは、上から順にアマチュアリズムのマーク、名前、NS(監)、1、赤い文字で「ルール適合」と英語で書かれている文字、およびLoft 10以上です。

このクラブのロフトのバリエーションは、9度、10度、11度ですが、今回R&Aに送るのは、10度のみなので、低反発として認定されるのは「10度」だけなのです。

9度と、11度を低反発クラブとしてリストアップさせるためには、両方のヘッドも送らなくてはならないのです。

今回は、1日でも早くR&Aに送りたかってので、中国からとりあえず1個でいいから、早く送ってもらったのが悪い結果となりました。

今までのように、自由にクラブが出来なくなり、本当にわずらわしい限りです。

以前にもここに書きましたが、プロもアマもクラブに関して同じルールで規制するのはあまり感心しません。

年齢を重ね、飛距離が落ちて、以前は2オン出来たホールが、2オンできなくなる、これはさびしいことだと思います。

そういう人は、驚異的に飛ぶドライバーと、異常に飛ぶボールでプレーすればいいのではないでしょうか。

プロの試合や、オープン競技には、クラブやボールに厳しい規制を設け、飛ばないボールと飛ばないドライバーで競技すれば、コース改造に多額のお金をかける必要もなくなります。

皆さんは、どう思われますか?

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