導引術

驚くような効果が出ました

「導引術」というものを、ご存知の方は非常に少ないと思います。

この本の表紙に書いてあるように、「簡単にできる!たちまち効果が現れる!ツボと呼吸法を組み合わせた中国3000年の健康法}というのが「導引術」です。

昔から、ヨガを少しやっている私にとって、何か興味をそそられたのでしょうか、25年前にこの本を購入しています。

私は、この数年で6,7Kg体重が減り、特に、この5月から2Kg以上体重が減りました。

ゴールデンウィークのとき、仕事が忙しく確かにかなり疲れていましたので、それで体重が減ったのだと思っていましたが、先月、何となく胃腸が弱っているのではないだろうかと思い始め、この導引術の本を引っ張り出して、「胃弱・胃下垂」に効く行法を始めました。

そしたら、その翌日に自分の胃腸が活発に動いているのが、はっきりと感じられるのです。

そして、行法を始めてから1月以上が過ぎましたが、少し体重が増えており、以前は食事をした後、何となく胃が重い感じがしましたが、今は全くありません。

私のところに練習に来られるお客様の1人に、年齢は70歳過ぎで、結構細い体型の方がいます。

お盆の前にこられた時、私が導引術の話をして、減った体重が少し戻ってきたことを告げると、その人は是非教えてほしいといわれるので、 例の行法を教えました。

そして、今月の22日(日)にその方が練習にこられたとき、全く胃腸の働きが変わったと喜んでおられました。

その人は、肺に疾患があり、数球ボールを打つと、ボンベから酸素を吸わないと、血液中の酸素濃度が低くなり、呼吸が苦しくなってしますのです。

ですから、いつも酸素ボンベを携帯して、酸素を吸いながら練習しています。

その日、導引術の本の中に「動悸、息切れ」に効果のある行法があるので、2人で本に書いてあることを、見よう見まねが試してみました。

血中酸素濃度を測る小さな器械があります。指先にその器械を当てると、90とか95という数字が表示されます。

90をきると、呼吸が苦しくなるようで、そうなるとボンベから酸素を吸引します。

数字は、酸素を吸わない限り絶対上がらないと、その人は言っていました。

行法を始める前に酸素濃度を測ったら、ちょうど90でした。

そして、見よう見まねで始めた行法を数回行い、酸素濃度を測ったら91で、行法を終わった後にも数字は上昇し、最後は94まで上がりました。

これには2人とも、本当にビックリして、酸素を吸わない限り、酸素濃度は改善されないと思っていたことが、見事に覆されました。

これから、この導引術をいろんなケースで試して見ようを考えています。

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