丸底のシューズ

良い練習になるかもしれません

写真の靴は、底の渦巻きのようなところが丸くなって、少し盛り上がっています。

この靴を履いて歩くと、身体のバランスがよくなる、というのがこの靴のセールスポイントだそうです。

というわけで、早速私もこの靴を履いてみました。

確かに、つま先や足の外側に体重がかかると、倒れそうになります(または、バンラスを崩します)。

この靴を履いてウォーキングなどをすれば、姿勢がよくなるだろうという気がします。

加齢によって、足の外側に体重がかかりやすくなったり、つま先が外側を向く(逆ハの字)ようになったりします。

子どもでも、駆け足の遅い子は、つま先が外を向いた状態で走るケースがかなり多いようです。

そのような子どもには、つま先を少し内側に向けたような走り方をしばらく練習させると、数週間で50メートル走が、0.3〜0.5秒ぐらい速くなることはよくあります。

これは、大人にとってもプラスがあります。

前に向かう推進力が大きくなれば、より少ないエネルギーで移動できるので、疲労を防ぐことが出来ます。

足の内側に意識を向けさせる、または、足の内側を刺激する、という点で効果のある靴だと言えます。

この靴を履いて、ボールを打ってみました。

1球目は、3番アイアンで打ったのですが、思いっきりダフリました。

ボールを打つときは、足の親指の方で地面をつかもうとするので、いつも以上に前傾姿勢が深くなったのでしょう。

それに気をつけてしばらく打ち続けたのですが、すぐに慣れてダフらなくなったのですが、普通の靴に替えてボールを打ってみると、下半身が全く崩れませんでした。

凄く、下半身が安定している感じがするのです。

スウィングのバランスをくずすということは、下半身が変な動きをすることと同義語と言えますが、これは下半身に問題があるのではなく、上半身(特に腕)に力が入って、腕の力でボールを打とうとしておこる身体のバランスの乱れです。

この丸底のシューズを履いてボールを打つと、バランスを崩さないために 無駄な力を入れないように、自然に体が反応するので、結果的には下半身の崩れないスウィングになりやすくなるわけです。

この靴は、身体のバランスをとる、そして、スウィングの乱れをただすのに効果があると言えそうです。

*リーボック社製/品名 イージートーン/9,995円(税込み)

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