シーズンの初めなので、去年と同じく、タイガー・ウッズについて予想をしておきます。
結果論では、何でもいえますので、今のうちに述べておきます。
写真は、相変わらず雑誌の表紙に登場するタイガーですが、世界ランク1位から落ちても、一般読者に与えるインパクトはナンバーワンなのでしょう。
今のスウィング、すなわち、意識的にクラブヘッドをターゲットの方へ送り出すようなスウィングを続けていけば、メジャートーナメントの優勝は無理だと思います。
評論家や、プロの中には、肯定的に捉えている人たちが多くいるようですが、私はそうは思いません。
遠心力の働く方向と違う方向に、クラブヘッドを動かそうとすれば、無理な力を加えなければなりません。
タイガーであれば、インパクト時の遠心力は、おそらく60Kgぐらいは発生しているでしょうから、クラブヘッドの軌道を変えようとすれば、体のいろいろな部分にストレスがかかります。
私の予想として、怪我で試合を休むことが考えられます。
傷めそうな箇所としては、左手、特に左親指、右腕は、手首、肘、肩です。
変な予想ですが、今、私の思うことです。
一時的な流行
次に、パターについてですが、これは今年中というわけではなく、近い将来の予想です。
2ボールパターを始めとして、いろいろな形をしているパターが流行していますが、やがてはなくなるでしょう。
パッティングのストロークに要求されることは、ボールがカップにちょうど届くような力を、クラブヘッドを通じて、ボールに加えることです。
そのためには、ボールのみに意識を集中することが不可欠です。
バツクスウィングの方向や大きさに意識をおいたら、適正な力をボールに加えることは出来ません。
野球で、キャッチャーがピッチャーにボールを投げるときや、セカンドや、センターにボールを投げるときに、どこで距離をコントロールするかといえば、ターゲットのみに意識をおくだけで、それ以外の場所に意識は置きません。
金槌で釘を打つ場合も同じで、強く打つときと、弱く打つときの力の加減は、「なんとなくの感覚」で行っているのであって、振り上げの大きさで行っていません。
また、クラブヘッドの大きなパターの欠点として、アドレスの時の「座り」の悪さがあります。
このようなパターは、一時的な流行と私は思っています。