パターの重さ

自分の感覚を失わないこと

4月の中旬にラウンドした時のことです。

写真の上のパターが、普段使っているもので、クラブの総重量が558.1g、下の赤いグリップのクラブの総重量が535.8gです。

黒いグリップのパターをお客様に貸したので、赤いパターでラウンドしたのですが、パッティングがことごとくショートするのです。

1番ホールのパットが、殆どまっすぐの7,8mの軽い上りのラインで、打つ前には「あまり難しくないな」と感じて打ったのですが、最初のパットが1m少しショートして、次のパットもカップの手前で止まってしまいました。

「グリーンが重いのかな」と、考えていましたが、次のホールからもショートするのです。

しかもショートパットがカップの手前で止まるのが何度もありました。

赤いグリップのパターは以前使っていたものでしたが、最後にゴルフ場で使ったのが何時か記憶にないぐらいで、少なくとも5,6年以上はコースで使っていないはずです。

スタートして数ホール経った時、バックスウィングでクラブの軽さを感じるようになりました。

テークバックした時、いつものクラブより軽いので、これが自分の意図した力がボールに伝わらないので、「みんなショートしてしまうんだ」と感じましたが、カップに届くように、それまでより強く打とうとはしませんでした。

これをしたら、パッティングが崩れる気がしたからです。

ゴルフに限らず、スポーツはすべて感覚的にするものだと思っていますので、目から入ってくる情報、身体で感じる情報、使っているクラブの重さ、機能など、それらを総合的に判断して距離感を出しているわけですから、ショート気味だから強く打てばいい、と安易に考えると、自分の持っている大事な「感覚」を失うように思います。

今回の事で、パターの重さはかなり大事ではないかと、初めて思いました。

パターを頻繁に変える人は結構多いですが、パターが入らない要素は2つしかなくて、狙ったところに打てないのと、距離が合わないです。

ねらったところに打てないのは、完全に技術の問題なので、ここでは考慮外として、パターの重さが変わることによって、知らないうちにパッティングの距離感を失っているケースがかなりあるような気がしました。

今回は、非常によい経験をしたと思います。

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